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世界各国の物価は経済発展により異なりますが、毎年さまざまな機関から「価格ランキング」を発行しています。
名前はそれぞれ異なりますが、内容は大体同じです。
2017年、ソウルは「世界の生活費指数（세계생활비지수）」で6位にランクインし、上海、ニューヨーク、パリなどの国際大都市よりも高い順位となりました。
2018年半ばに発表されたレポートでは、ソウルは香港、東京、スイス、シンガポールに続き5位という結果になりました。
2020年になった今、2019年を振り返ってみると、全体的に韓国の物価指数はどのくらいだったのでしょうか？
一緒に見ていきましょう
BBC
BBCが2019年3月19日に発表したレポートによると、ソウルは世界で最も物価が高い都市で7位という結果が出ました。
物価の上昇は国際機関だけでなく、実際にソウルに住む私たちも肌で感じています。
東アジアの都市生活指標は都市の発展の格差を明確に示している。
グローバル情報サイト(NUMBEO)が提供した情報によると、全世界の都市別の順位と東アジアの都市Cost of Living Index(生活費指数)のランキングは、ソウルはいずれも上位圏(2位)で、アジア全体では3位、全世界では23位を記録しました。
しかし、消費者物価上昇率を見ると、韓国はめったに上昇することはなく、これは韓国の金融政策にも関連しています。
私たちも2019年の韓国の物価はあまり上昇していないと実感しています。
1. 主な韓国料理
物価というと一番イメージしやすいのは食べ物ではないでしょうか
韓国でチャジャンミョンを注文すると約6,000₩(約519円)。
コカ・コーラは日本は150円前後で販売していますが、韓国では1,790₩(約155円)前後で日本よりも少し高いくらいでした。
主な韓国料理 | 平均価格 |
| キンパッ | ₩2,500 ～₩4,000 |
| キムチチゲ テンジャンチゲ | ₩6,000 ～₩9,000 |
| サムギョプサル | ₩9,900 ～₩12,900 |
| トッポッキ | ₩2,500 ～₩4,000 |
| 参鶏湯(サムゲタン) | ₩14,000 ～₩18,000 |
| ビビンバ 冷麺 | ₩6,000 ～₩7,500 |
| サンドイッチ | ₩2,000 ～₩3,500 |
| チムタッ プルコギ | ₩16,000 ～₩20,000 |
| チキン | ₩14,000 ～₩18,000 |
2. ドリンク、デザート
韓国には様々なドリンクやデザート、ピンス(かき氷)などを提供するカフェがたくさんあります
チェーン店のカフェとその他一般的なカフェ、専門性のあるカフェなどを比較すると、その価格差は大きく出てきます。
メニュー | チェーン店カフェ | 一般カフェ |
| アメリカーノ | ₩3,000 ～₩6,000 | ₩2,000 ～₩5,000 |
| ラテ | ₩4,000 ～₩7,000 | ₩4,000 ～₩6,000 |
| ジュース | ₩3,500 ～₩8,000 | ₩5,000 ～₩7,000 |
| ミルクティー | ₩4,500 ～₩8,000 | ₩4,000 ～₩6,000 |
| ケーキ | ₩6,000 ～₩8,000 | ₩7,000 ～₩10,000 |
| かき氷 | ₩9,000 ～₩16,500 | ₩10,000 ～₩15,000 |
一般カフェは安いお店ばかりではなく、価格差が非常に大きいです。
ソウルには高級なカフェが増えていて、装飾やインテリアに力を入れているカフェも多く、いい雰囲気を味わえますが、価格は高額です。
チェーン店のカフェは値段は安くありませんが、品質が安定しているというメリットもあります。
3. その他の食品
長期間の旅行や、韓国で生活を体験をしてみると、日常的な食べ物を購入しないといけませんよね？
韓国の物価が高いのは外食だけでなく、生活用品も高価です。
スーパーマーケットやコンビニでよく買っている食品の価格を簡単に把握して、地方スーパーや市場に行ったり、大型マートで買うと比較的安く購入できます
食品名 | 平均価格 |
| 牛乳(1リットル) | ₩2,500 ～₩3,500 |
| 卵（10個） | ₩4,000 ～₩7,000 |
| ミネラルウォーター | ₩500 |
| インスタントラーメン（単品） | ₩950 ～₩1,100 |
| インスタントラーメン（複数パック） | ₩3,500 ～₩5,000 |
| クッキー | ₩1,000 ～₩1,500 |
4. 交通
韓国の公共交通機関の価格は他と比べても非常に安いです
地下鉄で通勤する場合は、定期券やT-Moneyカードを使用します。
また、タクシーは韓国人が良く利用するとても一般的な交通手段です。
地下鉄とバス、タクシーの関連情報をまとめてみました。
| 韓国のタクシー （ソウル） | |||
| 車種 | 初乗り料金 | 加算距離 | 深夜料金 |
| 一般 | ₩3,800 | ₩100 132m毎/31秒 | +20% 00:00～ 04:00 |
| 大型 | ₩6,500 | ₩200 | - |
| 模範 | |||
| ソウルバス （T-Money カード利用時） | |||
| 車種 | 成人 | 青少年 | 子供 |
| 青色 | ₩1,200 | ₩720 | ₩450 |
| 緑色 | ₩1,200 | ₩720 | ₩450 |
| 赤色 | ₩2,300 | ₩1360 | ₩1200 |
| 黄色 | ₩1,200 | ₩560 | ₩350 |
| ソウル地下鉄 （T-Money カード利用時） | |||
| 片道 | 成人 | 青少年 | 子供 |
| ₩1,250 | ₩720 | ₩450 | |
5. 通信料と郵便物![韓国ソウルの物価、韓国旅行、韓国観光、韓国一人暮らし、韓国ワーキングホリデー、ワーホリ、韓国物価、ソウルお役立ち情報、ソウル旅行、ソウル一人暮らし、ソウルワンルーム、韓国交通、韓国ニュース、韓国j料理、韓国郵便、韓国通信料、携帯会社、韓国携帯、SIMカード、韓国ビザ]()
韓国の通信料金は想像以上に高額ですが、韓国ではどこに行ってもWi-Fi利用可能な所が多く、データ通信は少しだけ契約する人がほとんどです。
地下鉄に乗る時も通信会社が提供するWi-Fiを利用することが出来ます。
ただ、韓国の通信会社の共用インターネットに接続するためには、本人の携帯番号を契約しなければならず、観光目的で購入したSIMカードは、共用Wi-Fiは利用できません。
また、韓国の郵便は国内は安く送ることが出来ますが、海外への郵送は高額です(日本よりは安いです)。
電話料金やインターネット通信料などの固定費は、節約するにも限界があります。
| 韓国国内郵便 | ₩2,500 ～₩3,000 |
| 海外郵送 | ₩20,000以上 |
| 通信料 （インターネット無制限） | ₩65,000 ～₩80,000 |
| 通信料 （低速インターネット無制限） | ₩50,000 ～₩60,000 |
| 通信料 （データ通信2G） | ₩25,000 ～₩30,000 |
6. 宿泊費用
韓国で生活するとき、一番多くの支出は宿泊費だと思います。
こちらも日本よりは安いですが、ソウルでの宿泊費は想像よりも安くありません
冬休みやクリスマスなどの繁忙期には宿泊費が普段より2~3倍以上高くなります。
さらに、韓国観光の為の短期宿泊の他に、長期滞在するときにはいくらかかるのか、下の表にまとめてみました。
| 宿泊施設 | 平均価格 |
| ホテルダブルルーム 一泊 | ₩80,000 ～₩120,000 |
| ホステル・B＆B 一泊 | ₩40,000 ～₩60,000 |
| ゲストハウス 一泊 | ₩10,000 ～₩20,000 |
| ワンルーム 一ヵ月 | ₩400,000 ～₩600,000 |
| 考試院(コシウォン) 一ヵ月 | ₩400,000 ～₩550,000 |
| 下宿 一ヵ月 | ₩300,000 ～₩400,000 |
こちらは主に、ソウル都心の交通が便利な流動人口が多いところで調査した価格です。
経験からお伝えすると、商業ビルが集まっている鐘閣(チョンガク)駅から徒歩10分距離にある鐘路(チョンロ)の考試院は一ヶ月約50万₩(保証金無し)でした。
その後、生活の質を高めようと鐘閣駅から約18分の距離にあるフェギ駅の近くのワンルームに引っ越しましたが、そこは一ヶ月に40万₩(保証金100万₩)程かかりました。
韓国で暮らすときに、安くて比較的理想的な家の家賃を抑える方法は大きく2つあります。
１、每日1時間ほど通勤
多くの韓国人は会社から少し遠くても家賃を抑えるために、1時間ほど通勤します。
ソウルの繁華街から遠くなれば、その分住宅の価格は安くなり、家賃を抑えることが出来ます。
２、高額の保證金
韓国で家を借りる方法は独特で、家を買うことを除いて、ほとんど高額の保証金を支払う必要があります。
一定期間の契約をするとき、家に元々ついている家具(オプション)の金額を保証金として貸主にいくら支払うかによって、一ヵ月の家賃が決定します。
例えば江南区で家を借りた友人は、部屋が広く交通も便利な場所で、一ヶ月の家賃が50万₩でした。
家賃の他に貸主と2年間の契約を結び、高額の保証金を前払いました。
また、東大門で3年間、家を借りた友人は、チョンセと言う韓国独特の家賃制度で契約しました。
チョンセとはこの例の場合、3年間家賃を支払わないかわりに、保証金を一括で4億ウォン支払います。
高額の保証金は、家主の個人投資となり、そのお金で一定期間、預託金や定期預金などの方式を使用し、家賃の代わりとして使われます。
この制度は貸主と借人が合意して、貸主が事前に一定水準の財力証明書を提出してこそ、借主が保証される制度です。
今回は韓国ソウルの物価をまとめてみました
実際には行き先、住む場所、旅行する場所によって多少異なりますが、ソウル市内であれば大体この範囲に収まります。
南に行くほど安くなりますが、釜山(プサン)がとても安いわけではありません。
人口が少なく交通手段が発達していない都市の物価はソウルと比べて大きく異なります。
韓国旅行を計画している方や、韓国での生活を始めようとしている方は参考にしてみてください
ここまで、韓国ソウルの物価についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。
